どうもホルモンしま田のぶっちゃーしまだです。
シキンと聞いてピンとくる人が日本中探してどれくらいいるでしょうか?
自分自身ホルモン屋でバイトしている時に店主からシキン食べる?と言われて
頭の中が「???」となったことを覚えています。
今回はそんなマイナーな部位について解説しようと思います。
初めにシキンとは豚の食道のことを言います。
牛の食道も同じシキンと呼びますが、今回は豚のシキンを解説します。
シキンてどんな部位?
焼肉屋や普通のホルモン屋では定番としてはまず置いてない希少部位です。
この写真はドーナッツ・上ナンコツ・ワッカ・シキンが繋がった状態です。
写真左側の細長い部分が豚の食道でシキンと呼ばれる部分です。
「シキン」「ノドスジ」「ネクタイ」「ショクドウ」「ネリガエシ」「スキミ」
などの名称で呼ばれることもあります。
シキン⇨?語源が謎です。わかる方いますか?
ノドスジ⇨ノドの筋
ネクタイ⇨食道を開いた形がネクタイに見える。※牛のランプ部分のネクタイとは別です。
ショクドウ⇨そのままです。
ネリガエシ⇨?今回調べていたらこんな呼び方があることを自分んも初めて知りました。
スキミ⇨鶏のネック部分のせせりの別名「スキミ」から来てそうです。
一頭からごくわずかしか取れません。写真のもので30cm弱くらいなので5cm
のカットで6枚約1人前分くらいです。
表面の薄い膜は剥くので可食部分は本当に少ないです。
かなり食感が歯応えある部位なので大きく切りすぎると噛み切れないです。
この下側の白い部分を剥きます。
どんな食べ方がおすすめ?
シキンは食道なので、胃(ガツ)と繋がっています。なので味や食感はガツに近いです。
ガツに比べるとシキンの方が少し固く歯ごたえがあります。
焼くとイカみたいな食感と例えられることも多いです。
生のまま焼いても歯応えがあって美味しいですが、一度ボイルしてから焼いて食べても美味しいです。
生のままなら塩胡椒でシンプルに、ボイルして焼鳥のタレで甘じょっぱく味付けも美味しいです。
★シキンがどんな風に付いているか気になる方は『つなぎ』を参考にしてください♪