豚内臓

上ナンコツって何?詳しく解説します。

どうもホルモンしま田のぶっちゃーしまだです。

皆さんナンコツ好きですか?

居酒屋の軟骨の唐揚げや、焼き鳥屋のヤゲン軟骨とか、

コリコリした軟骨ってお酒のつまみにピッタリですよね。

上ナンコツってご存じですか?

今回はそんな上ナンコツについて詳しく解説します!

上ナンコツとは?

ブタの軟骨はドーナッツワッカ、上ナンコツ、バラ軟骨(パイカ)、など色々な軟骨があります。

ちなみにドーナッツ・ワッカ・上ナンコツは大きく分けて喉軟骨に分類できます。

ドーナッツ⇨気管の先端の喉仏周辺の軟骨

ワッカ⇨ノドの気管部分の軟骨

上ナンコツ⇨声帯部分の軟骨、別名「ノドブエ」「クツベラ」

右上の塊部分がドーナッツ、その先端が上ナンコツ、右の白い管がワッカ、左の白い部分がシキンです。

別名の名前通りクツベラのような半月の形をしています。

豚1頭からこれ1枚だけしか取れないので、超希少部位と言えます。

提供時はコレを食べやすいように半分にカットします。

焼肉で1人前用意するにはうちで豚5頭分が必要です。

何で呼び方が色々あるの?

上ナンコツ、ノドブエ、クツベラ全て同じ部位を表します。

上ナンコツ⇨軟骨部分よりも柔らかく、1頭からごく僅かしか取れない希少部位だから

ノドブエ⇨声帯の部分なので、喉の笛→喉笛

クツベラ⇨形が靴ベラに似ているから

地域などで色々な呼び方が分かれいるのもホルモンの楽しさですね。

ちなみにホルモンの名前の付け方は基本的に

英語で呼ぶ、英語が訛ったパターン⇨レバー(liver)、タン(tongue)、ハツ(heart)

食感で呼ぶパターン⇨コリコリ(動脈)、フワ(肺)

見た目で例えて呼ぶパターン⇨クツベラ(声帯)、ドーナッツ(喉軟骨)、テッポウ(直腸)

そのままストレートに呼ぶパターン⇨かしら(頭)、シマチョウ(大腸)、トンパイ、パイ、チチカブ(豚乳房)

語源謎なやつ⇨シキン(食道)

なんとなくパターン覚えておくと楽しいですよ。もし他にも呼び方があれば教えてください。

どんな食べ方がおすすめ?

上ナンコツはコリコリした食感ですが、ドーナッツやワッカに比べると比較的柔らかくて食べやすい部位です。

食べるならシンプルに塩だれがおすすめです。少ししっかり目に味を付けるのがポイントです。

しっかりとこんがり焼いた方が美味しいのですが、焦げやすいので注意が必要です。

火が強い場所で焼くとすぐに焦げてしまい失敗します。じっくり焼くことが美味しく焼くコツです。

上ナンコツを唐揚げにしても食感もよく食べ応えもあるのでおすすめです。

あまりスーパーで見かけることは少ない部位ですが、もし見かけたら是非チャレンジしてみてください!

★上ナンコツがどんな風に付いているか気になる方は『つなぎ』の動画を参考にして下さい♪

 

 

 

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