どうもホルモンしま田のぶっちゃーしまだです。
皆さんブレンズってご存じですか?
ブレンズは脳味噌のことです。
今回はそんなブレンズについて詳しく解説していきます。
ブレンズについて
ちなみに皆さん動物の脳味噌って食べたことありますか?
普段日本人には中々馴染みがないですが、実は世界では動物の脳味噌は貴重な食材として使われています。
世界では牛(日本ではBSEの関係で禁止)、豚、鶏、山羊、馬、猿などさまざまな動物の脳味噌が食べられています。
今回は豚の脳味噌を紹介していこうと思います。
ブレンズは別名ブレインとも呼ばれたりします。
豚のブレンズはこんな感じで片手に乗り切るくらいの大きさです。
重さは120gくらいで、人間が1300g前後なのでおよそ10分の1です。
人間と体重の差は2倍もないので人間に比べるととても小さいです。
髄膜という膜に覆われていて取り出すとこんな感じの綺麗なブレンズが取れます。
うちが取引している業者さんだとブレンズは頭骨のまま仕入れてお店で頭骨から取り出します。
詳しいブレンズの捌き方は別の記事を書くのでそちらを参考にしてください。
あまりスーパーやお肉屋さんにも出回らない希少部位です。
かなり劣化も早いのですぐ食べる必要があるので、一般的な市場にはあまり出回りません。
取れたてのブレンズは血液が付いているため少し赤さが強いです。
かたさはとても柔らかく手で持っているとだらけてくるくらいぐにゅぐにゅです。
熱に弱いのでとれたら氷水に浸けておきましょう。
こんな感じで綺麗に頭骨から取ると大脳と小脳が付いています。
ブレンズって美味しいの?
あまり居酒屋とか焼肉屋では見かけない部位ですよね。
味が気になる方も多いと思います。
ブレンズの味は分かりやすく例えるなら白子です。
見た目もそういわれると白子に似ていますよね。
味や食感も白子に似ているためおすすめの食べ方はシンプルにポン酢がいいです。
こんな感じでボイルした白子にポン酢をかけてお好みの薬味を添えれば脳味噌ポン酢の完成です。
ブレンズの独特のトロっとした食感がまたクセになる究極に珍味な一品です。
ちょっと脳味噌という先入観があるとゲテモノを食べている気がして箸が進みずらいですが。
実際何も言わずに出されたら白子と間違える人も多いと思います。
まとめ
ブレンズはあまり普段見かけない部位ですが、工夫次第で美味しくもなる可能性を秘めた部位です。
てんぷらやフライなどちょっと違った調理で食べても美味しいと思います。
もし機会があれば是非ブレンズ試して見てください。