どうもホルモンしま田のぶっちゃーしまだです。
皆さんドーナッツは好きですか?
今回紹介するのは小麦粉の生地に水・砂糖・バター・卵などを混ぜて
油脂で揚げたものではありません。
今回紹介するドーナッツは豚の喉の気管の先の部分のナンコツです。
商品化されたドーナッツは見たことあるが、商品化前のドーナッツを見たことある人は少ないのではないでしょうか。
何でドーナッツ?
なぜこの部位をドーナッツというかというと、
輪切りにスライスした時に真ん中に穴が開いていて形がドーナッツみたいだからです。
ちなみにこのドーナツも地域やお店などで呼び方に違いがお店あります。
「ドーナッツ」「ナンコツ」「ノドナンコツ」などの名称で呼ばれることが多いみたいです。
豚の軟骨は他にも気管の管部分の「ワッカ」や、声帯部分の「上ナンコツ」、豚バラ軟骨の「パイカ」など様々あります。
ちょっとグロテスクですが上の写真からはドーナッツ、ワッカ、上ナンコツ、シキンの4つの部位が取れます。
右上の塊がドーナッツ部分です。調度喉仏にあたる部分がドーナッツです。
前から見るとこんな感じ。
この写真中央の白い部分の上側が上ナンコツです。別名「クツベラ」「ノドブエ」と呼ばれたりします。
上ナンコツ⇨ナンコツより希少で柔らかいから。
クツベラ⇨見た目が靴ベラに似ているから。
ノドブエ⇨声帯だから喉の笛でノドブエ。
同じ部位でも色々な名称があるのが面白いですね。
ちなみにホルモンしま田だと1人前の上ナンコツ用意するのに4頭~5頭分使います。
どんな食べ方がおすすめ?
あまりスーパーでドーナッツが売っていることはありませんが、おすすめは塩胡椒で味付けして焼くのが美味しいです。
もしスーパーで固まりのままドーナッツが売っていたらそのままスライスするのは難しいです。
ぐにゃぐにゃして薄くスライスはできないので、一度ラップで形を整えて冷凍してから半解凍してスライスすると上手く切れます。
ただし、半解凍状態で切るととても固いので包丁が滑って手を切ることがあるので注意してください。
必ずまな板の下にタオルや滑り止めを敷いてまな板が滑らないように準備してください。
薄い方が食べやすく、おすすめは3mm~5mmくらいです。
うちのお店だと固いのが好きで1cm以上の厚さを希望する超顎の強靭なお客様もいらっしゃいます。
★ドーナッツがどんな風に付いているか気になる方は『つなぎ』を参考にしてください♪