どうもホルモンしま田のぶっちゃーしまだです。
マメって聞いて内臓の部位が想像できる人は中々のホルモン通だと思います。
自分自身ホルモン屋をやるまでは見たことも聞いたこともなかったです。
中々一般的な焼肉屋やホルモン屋では置いてあることが少ない部位ではないでしょうか。
もしおいてあったら一度たべてみるの良い経験だと思います。
マメとは?
マメとは豚の腎臓(じんぞう)のことです。
牛も同じくマメと呼びます。
腎臓の形がそら豆に似ていることから、この名前が付いたそうです。
一頭から2つの腎臓がとれます。
アボカドよりひとまわり、ふたまわり大きいくらいです。
中々市場に出回らない理由として自分なりに考えたのですが
①劣化が早い
②下処理面倒
③苦手な人多い
①劣化が早い
腎臓は尿を作る臓器なので正直下処理しないと匂いきついです。
このものの表面自体はそれほど匂いしませんが、やはり食べると独特のアンモニア臭があります。
(ストレートに表現するとおしっこ臭いです)
皮を剥き半分に開き中の白い筋状の部分(これが匂いの原因)を丁寧に取り除きます。
下処理しないと綺麗に取り除いてもやはり先入観もあり少し匂い感じます。
やはり匂いの強い部位なので適切に処理をしないと劣化が早いです。
詳しい下処理の方法はマメの仕込みをご覧ください。
②下処理が面倒
①でも説明しましたが、下処理が面倒です。
綺麗に筋を取り除くと可食部分はかなり少ないです。
ここまで手間かけてこれだけしか使えないのか、、、。となります。
③苦手な人多い
自分も好んで食べる部位ではないので、好みは分かれると思います。
見た目はレバーのようですが、焼いた食感はレバーよりも口の中でほぐれやすいです。
苦手な人が多いからこそ、これから調理の工夫次第では面白い食材ではないでしょうか。
結構中国とかでは使われる部位ですが日本では馴染みがまだ少ないですね。
おすすめの食べ方
やはり臭いの強い部位なのでしっかりとした味付けがおすすめです。
濃いめの味噌ダレやしっかりとニンニクの効いたタレがいいです。
中にはこの臭いが好きな人もいるので、
もしスーパーなどで見かけたらお好みの味付けで楽しんでください。
ちなみに中国では炒め物の具材として使われたりもします。
「炒腰花」で調べてください。腰、腰子=腎臓(ジェンザン)です。
なぜ腰花なのかと言うと、
スライスした腎臓に細かく包丁を入れることで、炒めたときに花のように開く事からこの名前がついたそうです。
これは自家製ですが炒腰花です。