どうもホルモンしま田のぶっちゃーしまだです。
焼肉屋の前菜の定番と言えばキムチ、ナムル、ガツ刺し…まだまだ色々ありますが、
センマイ刺しを思い浮かべた人も多いのではないでしょうか。
酢味噌に付けて食べるコリコリ食感がクセになる。
そんなセンマイ刺しですがどこの部位がどこの部位か知らないで食べている人もいると思います。
今回はセンマイについて詳しく解説していきます。
センマイって何?
初めにセンマイとは牛の第三の胃のことです。
牛は豚とは違い胃が4つあります。
第一の胃(ミノ)、第二の胃(ハチノス)、第三の胃(センマイ)、第四の胃(ギアラ)とそれぞれに名前があります。
センマイとはその見た目のヒダが千枚あるように見えることからセンマイと呼ばれるようになったそうです。
別名:ゾウキンと呼ばれたりもします。
確かに見た目が汚れた雑巾にそっくりです。でも雑巾という名前の食べ物だと抵抗ありますよね。
大体1頭から取れるのが1.5kg~2kgくらいです。
色が黒すぎるものより薄いグレーの方が味が良いとされます。
ヒダの間に食べかすが残っている場合があるので下処理は丁寧に行ってください。
湯通しして周りの皮を剥いた「白センマイ」は味はほぼなく、センマイが苦手な方でもたべやすいです。
見た目も真っ白でセンマイとは別物に見える。食べ方は刺しがおすすめ。
センマイはグロテスクな見た目が強烈ですが、味は抜群にいいです!
第二の胃(ハチノス)と第三の胃(センマイ)のつなぎ目と、
第三の胃(センマイ)と第四の胃(ギアラ)の間にそれぞれ「カブ」といわれる希少部位があります。
あまり流通していないので、もしメニューで見かけたら注文してみてください。
センマイはどんな食べ方がおすすめ?
定番の食べ方は細く切ってごま油、塩、胡椒などで和えて酢味噌に付けて食べる刺しが特におすすめです。
そのまま酢味噌で和えたものを刺しとして提供するお店もあります。
センマイの端の方は肉厚な為、焼いて食べてもおいしいです。
味噌ダレで味付けして、少しカリッとなるくらいに焼くとセンマイの独特の食感と味が楽しめておすすめです。
鍋の具材や、煮込みに入れてもまた違った食感を楽しめます。
煮込みなどに入っていると見た目のインパクトも強いので、
変わり種メニューやいつもと違った一品をお考えの際はいかがでしょうか。