どうもホルモンしま田のぶっちゃーしまだです。
コリコリとした食感がクセになるナンコツ美味しいですよよね。
焼肉屋やもつ焼き屋でも定番のメニューじゃないでしょうか。
その中で「ワッカ」という部位を知っていますか?
今回はそんなワッカについて詳しく解説していきます。
わっかとは?
お店によってはまとめて「ナンコツ」として提供されていることが多いので、知らないうちに食べている人も結構います。
こんな感じの白い蛇腹のホースの様な部位で、これは豚の喉の気管軟骨です。
牛の気管軟骨はウルテといいます。豚に比べてかなり固いので専用の機械で細かい切り込みを入れたものが出回ります。
タン→喉仏部分(ドーナッツ)→気管軟骨(ワッカ)の順番で繋がって、この気管軟骨に平行するように食道(シキン)が付いています。
地域やお店によってはワッカとシキンを繋がった状態でカットして商品化するところもあります。
こうすることでワッカの軟骨だけの食感や旨味にシキンの歯ごたえや旨味がプラスされます。
ワッカは大体一頭当たり30cm前後位の長さがあり、一頭で焼肉だと1人前から1.5人前分くらいです。
串焼きで2~3人前位なイメージです。
繋がりで仕入れているお店だと中々この部位だけで商品化すると量的に少ないので、
ドーナッツや上ナンコツ、ノドガシラ部分んも全て含めてナンコツとして商品化しているお店もあります。
軟骨ってどんな違いがあるの?
豚だけでも色々な軟骨の部位があり、それぞれ味や食感に違いがあります。
ドーナッツ(喉仏)⇨喉軟骨部分では一番固く、あまり厚く切りすぎると噛み切れないことも。肉が付いていてうっみたっぷり。
ワッカ(気管軟骨)⇨ドーナッツの次に固い部分で、コリッコリッで心地の良い食感がクセになる。適度に脂があり焼くとジューシー。
上ナンコツ(声帯)⇨上品な固さでとても食べやすく、脂は少なくさっぱりとしていてとても食べやすい。
パイカ(バラ軟骨)⇨そのまま焼きでは食べられない固さだが、長時間煮込むと軟骨がトロトロになる。この軟骨の煮込みがつまみに最高。
ワッカはどんな食べ方がおすすめ?
塩や塩だれがおすすめ。軟骨=塩のイメージあるが、実は濃厚な甘じょっぱい醤油ダレとも相性良し。からしを付けて食べると◎
細かく切ってフライパンにサラダ油しいて、塩・胡椒・おろしニンニク、で炒めても旨い。
この炒めたワッカにポン酢をかけて薬味にねぎ乗せて、もみじおろしや、柚子胡椒をつけて食べるのもつまみにピッタリ。
クセも少なく比較的どんな味付けとも合うので、色々試してみるのもあり。
★ワッカがどんな風に付いているか気になる方は『つなぎ』の動画を参考にしてください♪