【オープニング】
はいどうも、ホルモンしま田チャンネルのぶっちゃーしまだです。
今回は豚のコブクロ(子宮)を仕込んでいこうと思います。
コブクロは焼肉屋でも置いてあることが多い内臓の一つですよね!
食感もよくファンが多い部位でもあります!
今回はそんなコブクロを、生とボイルで焼き比べてみようと思います。
それでは早速捌いていきましょう!
【仕込み】
コブクロはこんな感じです。
コブクロは子宮なので雌の豚にしか付いていない部位です。
うちは使わないのでカットしてありますが、この先にラッパ(産道)が付いています。
新鮮なコブクロは綺麗なピンク色をしています。
もらいたてはまだ汚れや分泌物が付いているので、よく水洗いして更に綺麗なピンクにしていきます。
ザルにコブクロをいれてよく流水で揉み洗いしていきます。
ざっと綺麗になったら塩を入れて再度よく揉み洗いしていきます。
この時は結構力入れてゴシゴシ洗って大丈夫です。
臭みが出やすい部位なのでしっかり洗いましょう。
この工程を何度か繰り返して、水の色が変わらなくなってきたら水けをきってカットしていきます。
【カット】
コブクロの両端に塊のようなものが付いているのは、卵巣です。
細長いくねくねした部分が卵管で、下の突き出た部分が産道に繋がる部分です。
コブクロとして商品化するのは卵管部分なので、卵管にそって付いている余分な膜を除去していきます。
卵管のアウトラインに右手で包丁を当てて、左手で膜を引っ張るイメージでカットしていきます。
膜の除去が出来たら包丁の切っ先かあご部分を使って卵管をたたいて少し切れ目をいれていきます。
こうすることで焼いたときの破裂防止と、変な風に丸々ことを防ぐことが出来ます。
あと再度洗うときに余分な分泌物も綺麗にできるので、臭みも抑えられます。
そのあと5cmから6cm位にカットしていきます。
コブクロのサイズにもよるので、大きい場合は少し小さくカットしても大丈夫です。
少し産道(ラッパ)の部分も付いていたので、開いてカットします。
歯応えのある部位なので、開いてよく包丁で叩いて食べやすくしてあげます。
カットが終わったら再度流水でよく洗い流してください。
この時はあまり強く洗うと包丁入れたところから裂けたりするので、優しくあらってください。
水けをきって生のコブクロの完成です。
【味付け】
ボールにコブクロを入れて、おろしニンニク、ブラックペッパー、塩、ごま油を入れて良く混ぜて完成。
ボールに入れる前にコブクロの余分な水分はよく拭きとったほうが良く味が馴染みます。
次はボイルしていきます。
沸騰した鍋にコブクロを入れて15分くらいボイルしましょう。
ボイルが終わったら冷たい水で冷やして完成です。
灰汁が大量に出るので、取り除きながらボイルして下さい。
よく水けをきってボールに入れて、味噌ダレ、ホワイトペッパー、パプリカパウダー、ごま油で味付けて完成です。
【焼き】
それでは早速焼いていこうと思います。
コブクロは業者によっては太さを指定できるので、求めている太さがあれば相談してみましょう。
まずは生のコブクロから焼いていこうとおもいます。
あまり小さくカットしすぎると焼いて縮んで網から落ちるので注意しましょう。
コブクロは匂いがでやすい部位なので、
もし家で多く仕込んで使い切れなそうな時はしっかり水け切ってビニール袋やジップロックなどで封をして、
冷凍庫で保存すれば一か月くらいは美味しく食べられます。
食べるときは流水で解凍すればOKです。
コブクロの食べごろは表面がカリッとして縮んでいく音がしなくなったら食べごろです。
縮んでいるときは『キュ~』って感じの音がします。
ボイルのコブクロを焼いてみます。
一度ボイルしているのであまり大きさ変わらないので、中の水分が出て表面がカリッとしたらたべごろです。
個人的にはもし生のコブクロが手に入るなら生を焼いた方がプリッとした感じがより楽しめておすすめです。
だだコブクロ特有の臭いも感じやすいので、気になる方は一度ボイルするのもいいと思います。
【エンディング】
はい、本日の動画は以上です。最後までご視聴ありがとうございます。
コブクロの仕込みから焼くまでいかがだったでしょうか?
誰でも簡単に仕込めるので是非試して見てください!
自分たちは群馬県前橋市でホルモンしま田というホルモン屋をやっています。
これからホルモンの仕込みや焼き方など詳しく動画にしていきます。
ホルモンが少しでも皆さんの身近になる様頑張っていきたいとおもいます!
群馬県は畜産の盛んな県です、前橋市は特に美味しい豚を食べられるお店が沢山あるので、
是非群馬に来る機会があれば美味しいお店探してみてください。
もしこの動画が良いなと思いましたらチャンネル登録、高評価よろしくお願いします。
★コブクロの詳しい解説や捌き方も記事にしているので参考にしてください♪