【オープニング】
はいどうも、ホルモンしま田チャンネルのぶっちゃーしまだです!
今回は豚のハツ(心臓)を仕込んでいこうと思います!
ホルモン屋やもつ焼き屋の定番のハツを今回はカットの仕方を変えて食べていこうと思います!
それでは早速捌いていきましょう!
【下処理】
豚のハツはこんな感じです、大体大人の拳2個分くらいの大きさで、重さは250g~400gくらいです。
ハツは基本的に開かれた状態で納品されます。
食肉センターなどでまずは心臓を切って健康状態をチェックします、そのため心臓は必ず開かれて納品されます。
このハツに付いている白いホースの様な管はタケノコ、ハツモト、コリコリと呼ばれる下行大動脈です。
タケノコに混ぜて商品化したり、ハツと一緒に商品化したりします。
コリコリの食感で美味しいので是非この部分も食べてみてください!
ハツがどんな感じで繋がっているかは以前の『つなぎ』を分割する動画を参考にしてください!
まずは余分な筋や膜を処理していきます。
豚のハツは牛のハツとは違い周りの皮部分は特に剥かなくても大丈夫です。
この段階では大雑把な処理で問題ないです。
処理が終わったら冊どりしていきます。
ハツは肉厚な部分と薄い部分があるので、その境目で包丁を入れるイメージで冊どりします。
【カット】
◆通常
まずは肉厚な部分を幅3cm位で冊どりして、少し斜めに包丁をいれて削ぐようにカットしていきます。
厚さは8mm位でカットします。
最終的にどんなカットで食べたいのかイメージすると冊どりがしやすいです。
ハツはは焼くと固くなるので、あまり小さすぎるカットよりは少し大きさがある方が焼いたときに美味しく仕上がります。
◆スライス
次は同じく冊どりしたハツを薄くスライスしてカットしていきます。
厚さは2㎜位で薄くカットしていきます。
一度で切ろうとせずに何度か包丁を入れてあげると切りやすいです。
カットしずらくなったら寝かして包丁入れるとカットがしやすくなります。
◆キューブ
次は少し厚くキューブ状にカットしていきます。1.2cm位でカットしていきます。
ハツの中には血管などは通ていないので、特に向きなどは気にせづカットして大丈夫です。
ハツの薄い部分も表面の余分な筋や膜を処理して薄くカットしてハツにまぜたり、タケノコと一緒に商品化したりします。
【味付け】
カットが終わったら味付けをしていきます。
ボールにハツを入れて、おろしにんにく、塩、ブラックペッパー、ごま油を入れて良く混ぜて完成です。
ハツは味が馴染みずらいので、手で揉んであげた方がよく味が馴染みます。
お皿に盛り付けて完成です。
【焼き】
それでは早速焼いていこうと思います!
頂きます!
まずは薄切りから焼いて食べていきます。
薄すぎりはあまり焼きすぎず、サッとやいて食べるのがベストです。
薄くてもハツの歯切れのいい食感は楽しめます。
炒め物などに混ぜても美味しそうです。
次は通常のカットしたものと、キューブ状にカットしたハツを食べていきます。
通常のカットのハツは両面焼いて少し表面がカリッとしたら食べごろです。
ハツは淡白な味わいなので、あまり焦がさない方がおいしいです。
もつ煮や煮込みに混ぜても美味しそうです。
キューブ状のハツは全体が焦げないように全ての面を丁寧に焼いていきます。
厚切りでも歯切れよく食べやすくおすすめです。
串焼きの場合などは少し厚めのカットが美味しいです。
カットの仕方は自由なので、是非色々試して見てください!
今回塩胡椒で味付けしましたが、ガーリックバターで味付けしても美味しいのでそちらも是非試して見てください!
【エンディング】
はい、本日の動画は以上です。最後までご視聴ありがとうございます。
ハツの仕込みから焼くまでいかがだったでしょうか?誰でも簡単に仕込めるので是非試して見てください!
自分たちは群馬県前橋市でホルモンしま田というホルモン屋をやっています。
これからホルモンの仕込みや焼き方など詳しく動画にしていきます。
ホルモンが少しでも皆さんの身近になる様頑張っていきたいとおもいます!
もしこの動画が良いなと思いましたらチャンネル登録、高評価よろしくお願いします。
★ハツの詳しい解説や仕込み方は別の記事にもしているので参考にしてください。