【オープニング】
はいどうもホルモンしま田チャンネルのぶっちゃーしまだです。
皆さんコリコリ食感好きですか?自分は大好きです。
今回はコリコリ食感好きは必見です!!
これだけ買えば家で美味しい焼肉楽しめます!
5つの部位まとめて一気に仕込みます。
それでは早速やっていきましょう!
【分割】
今回仕込んでいくのはこちらの部位です。
ホルモンしま田ではナンコツと注文するとこの状態でもらえます。
ドーナッツ、上ナンコツ、ワッカ、シキン、タケノコの5種類が取れます。
以前のつなぎを捌く動画でこの全体の繋がった状態も紹介しているので是非参考にしてください。
分割
まずはタケノコと呼ばれる心臓の近くの太い下行大動脈を分割していきます。
次にドーナッツに付いているU字型の骨を取り除き、上ナンコツと呼ばれる部位を分割します。
次はシキンと呼ばれる食道の部分をワッカに沿って包丁を入れてカットします。
ここまでカット出来たら一気にワッカと呼ばれる気管部分をカットします。
以上で5つの部位の分割は終了です。
各部位を仕込んでいきましょう。
カット
タケノコ
まずはタケノコから仕込んでいきます。
タケノコの周りには余分な膜や脂、リンパが付いているので処理します。
お店によっては綺麗に脂取るお店ありますが、うちではあえて少し脂を残します。
タケノコは淡白な部位なのでこうして少し脂を残すことでより旨味が増して美味しいです。
基本的にはざっと包丁でリンパを取り除いて終了です。
もし膜や脂を綺麗に取りたい人は綺麗な布巾やタオルで膜を取ってあげるとうまく向けます。
下処理が終わったら5cm幅くらいで少し斜めにカットします。
このカットの方法は見た目の問題なので真っすぐでも平気です。
豚の動脈は牛に比べると柔らかいのでこの管のままで大丈夫です。
もし身が厚い部分などは管を開いて包丁入れてあげるとより食べやすいです。
上ナンコツ
次は上ナンコツを仕込みます。
上ナンコツは余分な筋などが付いていればカットしてください。
あとはこのままでも食べられますが大きい場合は食べやすい様に半分にカットします。
比較的コリコリで柔らかい部位なのでうちでは包丁は入れませんが、
斜めに包丁を入れてあげても味が馴染みやすくおすすめです。
シキン
次はシキンを仕込みます。
まずは管になっているので開いていきます。
開いたら中の白っぽい部分はより固いので剥いて外側だけ使います。
シキンはどちらかという噛み切りずらい歯応えがある部位なので、両面包丁を入れて5cm幅くらいでカットしていきます。
ワッカ
次にワッカを仕込んでいきます。
余分な脂やリンパはカットして、3cm幅くらいでカットして終了です。
ドーナッツ
最後にドーナッツを仕込んでいきます。
周りの余分な脂があれば処理しておきます。
このままだとカットがしずらいので、一度形を形成して冷凍庫で冷やしてカットしやすくします。
ラップの上に乗せて形が整うように丸めていきます。
丸めたらこんな感じでバットに並べて冷凍庫で冷やします。
冷やしてカットしやすい固さになったら5mm位の幅でカットしていきます。
カットしたら全体を包丁で叩いて食べやすくします。
あまり強くやりすぎるとカットされてしまうので注意してください。
味付け
ざっと汚れや余分な部分を洗って綺麗にして下処理とカットは終了です。
全体の水分を良く切ったらお皿に盛り付けて味付けしていきます。
今回はシンプルにごま油、塩、ブラックペッパーです。
塩とブラックペッパー多めが個人的におすすめです。
【実食】
それでは早速食べていきます。
いただきます。
今回は完全なつまみセットなのでホッピー白を合わせていきます。
自分は外1中3で氷入りが好みです。
皆さんはどれくらいでホッピー飲みますか?
まずはドーナッツを焼いていきます。
ドーナッツは喉仏周辺のナンコツで、肉も付いているので旨味が経っぶりで焼くとジューシーで美味しいです。
ちょっとカリッとなるくらいに焼くのがおすすめ。
今回の部位の中では一番固くてコリッコリなので、固いのが好きな人にはお勧めです。
好きな人はこれを1cm位の厚さで注文したりします。
あごに自信のある方は是非。
次はワッカを焼いていきます。
喉の期間の部分でドーナッツから繋がってこの先は肺に繋がっています。
軟骨のコリコリした食感で、肉っぽさはありませんが、適度に脂が乗っていてつまみにピッタリです。
串焼きのお店をしていた時にワッカだけを毎回10本以上食べる強靭なあごのお客さんがいました。コリコリ好きな人は結構ハマる部位です。
全体が白くなってジュクジュクしてきたら食べごろです。
次は上ナンコツを焼いていきます。
上ナンコツは声帯の部分でノドブエやクツベラと呼ばれたりします。
比較的柔らかい軟骨で臭みやクセもないので、女性や子供にも人気な部位です。
味を変えてポン酢で食べていきます。さらに七味多めがおすすめです。
何個でもイケそうです。
次はタケノコを焼いていきます。
別名コリコリと呼ばれるその名の通りコリコリした食感です。
食べごろがわからないと聞かれる部位NO1かもしれません。
全体の色が白っぽく変わって全体がキュッと縮んで脂がジュクジュクしてきたら食べごろです。
一度食べてハマる人が特に多いです。
最後にシキンを焼いていきます。
別名ネクタイと呼ばれたりする部位で、食道なのでこの先に胃が付いています。
味はガツに近くて、ガツよりも身が薄く歯ごたえがあります。
あまり見かけること少ない部位ですが、是非見かけたら注文してみてください。
【エンディング】
本日の動画は以上です。最後までご視聴ありがとうございます。
5つの部位の仕込みから焼くまでいかがでしたか?
自分的にはワッカとタケノコが大好きです。
皆さんの好きな部位とかあれば是非コメントお待ちしてます。
これからもどんどん動画投稿していくので、是非内臓仕込む際の参考にしてください!
自分たちは群馬県前橋市でホルモンしま田というホルモン屋をやっています。
前橋には美味しい豚を食べられるお店が沢山あるので、
是非前橋に来た際は色々お店探してみてください!
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