【オープニング】
はいどうもホルモンしま田チャンネルのぶっちゃーしまだです。
皆さんキリンは胃が4つあるって知っていましたか?
今回仕込むのはキリンではありません。
同じ反芻動物の牛も実は胃が4つあるんです。
今回はそんな牛の第二の胃を実際仕込んで、食べていきます。
それでは早速やっていきましょう。
【仕込み】
これがハチノスです。
この状態は黒ハチノスと言われたりする皮つきの状態です。
見慣れたハチノスはこの表面の黒い皮が取れた状態のものだと思います。
牛は反芻動物なので胃が4つあり、ミノ、ハチノス、センマイ、ギアラの4種類が取れます。
反芻動物とは一回咀嚼した食物を胃に送って、再度口に戻して咀嚼する動物の総称です。
他にもキリン、ヒツジ、ヤギ、シカなどがいます。
まずは48度のお湯で5分温めてハチノス全体の温度を温めます。
次に75度のお湯で2分温めたら皮を剥いていきます。
あとは擦るように皮を剥いていきます。
水に浸けると皮が固くなり剥きずらいので、このまま火傷しないように擦ります。
皮が剥けたら一度ボイルしていきます。
沸騰したお湯にハチノスと生姜、ネギの青い部分を入れて1時間くらい煮込んでいきます。
煮込み終わったら冷水で冷やして水けを切ってカットしていきます。
この状態だと皆さんが見慣れたハチノスですよね。
蜂の巣に似ていることからハチノスと呼ばれるようになりました。
まずは焼き用のカットをしていきます。
処理しやすい大きさにカットします。
端のこぶみたいに少し膨らんだ部分はヤンとかハチコブと呼ばれるハチノスとセンマイを繋ぐ部分です。
一頭から極少量しか取れない希少な部位です。
特に美味しいので今回この部分も食べ比べてみます。
初めに通常の焼き用のカットをします。
2cm×4cm位の大きさでカットしていきます。
1時間くらいのボイルだとまだ食感残っているので、あまり大きすぎると食べずらいです。
次に刺し用のカットをしていきます。
細く短冊切りでカットしていきます。
最後にヤンの部分を食べやすい大きさにカットして、肉厚なので、包丁をいれてあげて食べやすくします。
以上で蜂の巣の仕込みは終了です。
味付けしていきます。
お皿に刺し用のハチノスを盛り付けて、酢味噌をかけて万ネギゴマをかけて完成です。
次にハチノスとヤンをボールに入れて味噌ダレ、パプリカパウダー、ホワイトペッパー、ごま油を入れて良く混ぜます。
あとはお皿に盛り付けて、万ネギ、ゴマをかけて完成です。
それでは早速食べていきましょう。
【実食】
いただきます。
まずはホッピー作りから。
いかに安く飲むか、酒飲みはそれ大事ですよね。
ホッピーは自分の濃さで作れるのがいいですね。
刺しからいただきます。
さっぱりしていてクセも無くて食べやすいです。
この見た目のグロさが平気ならハチノスは初心者にもおすすめです。
イタリアンとかでも煮込みに使われていたりするので、女性にも意外と馴染みのあるホルモンの部位の一つですよね。
次は蜂の巣を焼いていきます。
結構あっぱりしているけど、焼くとジューシーな部位なのでこういった味噌ダレと相性良いです。ちょっとカリッとなるくらいがおすすめ。
少し焦げちゃいましたが、気にしないで食べます。
次はヤンを焼いていきます。
これが通常でメニューにあるお店は中々無いので、もし見かけたら是非食べてみてください。
ハチノスよりも柔らかくて脂が乗っていて味も甘くて上品な感じです。
肉厚なのにこの柔らかさは反則ですね。
テッチャンとかミノサンドとか好きな人は絶対好きそうです。
【エンディング】
本日の動画は以上です。最後までご視聴ありがとうございます。
ハチノスの仕込みいかがでしたか?
やっぱり個人的にヤンが旨すぎです。
これからもどんどん動画投稿していくので、是非参考にしてください!
自分たちは群馬県前橋市でホルモンしま田というホルモン屋をやっています。
前橋には美味しい肉を食べられるお店が沢山あるので、 是非前橋に来た際は色々お店探してみてください!
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