【オープニング】
どうも、ホルモンしま田チャンネルのぶっちゃーしまだです。
皆さん豚は声以外食べられるって聞いたことありますか?
今回は本当に声以外も食べられるのか、普段あまり食べない部位を一気に3種類
仕込んで焼いていこうと思います。苦手な方はこれより先は注意してください!
それでは早速捌いていきましょう!
【準備】
豚の耳はこんな感じで、思ったより毛深いです。
これが豚の鼻です。
豚は鼻で土掘るので、先端部分が少し固くなっています。
唇は切り取ったこのような細長い状態できます。
中々このへんの部位は一般的なスーパーなどでは見かけないと思います。
まずは豚の耳の穴周辺は泥など詰まっていて汚いのでカットしちゃいます。
根元の方は軟骨が厚くて固いので、勢いよく切り落とします。
あとは各部位をいったんよく水洗いします。
結構泥や汚れが付いていることあるので、丁寧に洗いましょう。
耳の穴の周りや、鼻の穴の周りは特に汚れやすいので重点的に洗います。
【下茹で、下処理】
洗いが終わったら殺菌も兼ねて沸騰したお湯でボイルしましょう。
サッと2分位ボイルしていきます。
ボイルが終わったら水けをキッチンペーパーなどでふき取ってください。
水気が取れたらバーナーで毛を処理していきます。
カッターとかカミソリで削ってもいいですが、時間かかるのでバーナーで燃やしちゃいます。
ただ、あまり火を当てすぎると肉部分が焼けて焦げ臭くなるので注意してください。
軽く焼け跡付くくらいは問題ないので、どんどん燃やしていきます。
耳が終わったら、鼻と唇も同じようにバーナーで毛を処理していきます。
バーナーが無い場合はガスコンロの火などで処理しても大丈夫です。
部屋中臭くなるので必ず換気しましょう!
【洗い、煮込み】
毛の処理が終わったら水洗いして余分な毛や焦げを落としていきます。
新品のスポンジなどでこするように洗うと綺麗になります。
焦げっぽさが残っているとこの後のボイルで匂いが移るので、もし目立った焦げがあれば包丁で削ってカットしてください。
洗いが終わったら沸騰したお湯に各部位を入れて、臭み消しでネギの青い部分と生姜と一緒に煮込んでいきます。
今回は1時間半くらい煮込みました。
煮込みが終わったらしっかりと冷やしてカットしていきます。
【カット】
・鼻
まずは鼻からカットしていきます。
表面の皮も食べれますが、口当たりがあまりよくないのでうちでは全てカットして削ります。
まずは正面部分を薄くスライスして、残りの部分も皮を処理していきます。
大体鼻の上部から1つ、下部から2つの塊を取るイメージで形成していきます。
毛根が残っていたら綺麗に処理してください。
・唇
次に唇をカットしていきます。
唇も鼻同様に表面の皮部分を処理していきます。
食べる所はかなり少ないです。
ぺティーナイフとか、小さめの包丁で作業すると作業しやすいです。
・耳
最後に耳をカットしていきます。
まずは耳の付け根側の部分は肉厚なので、焼き用に回します。
全体が均等な厚さになる部分でカットします。
耳の薄い部分は丸めるようにカットすると薄く切りやすいです。
あとはお好みの薄さで刺し用にカットしていきます。
なるべく薄く切ったほうが食べやすく味も馴染みおすすめです。
根元分は食べやすい大きさでカットして完成です。
【味付け】
・ミミガー刺し
まずはミミの刺身から作っていきます。
ボールに耳を入れて、塩、ブラックペッパー、ごま油でよく混ぜます。
小鉢に水菜を敷いて、ミミガーをのせて、酢味噌をかけて、万能ねぎ、ごまをかけてかんせいです。
・焼き用耳・鼻・唇
次は耳の焼きの味付けをしていきます。
ボールに耳を入れて、おろしにんにく、塩、ブラックペッパー、ごま油を入れてよく混ぜて完成です。
最後に鼻と唇を味付けしていきます。
ボールに鼻と唇を入れて、味噌ダレ、ホワイトペッパー、パプリカパウダー、ごま油を入れて良く混ぜて完成です。
それでは早速焼いて食べていこうとおもいます。
【焼き】
いただきます。
生ビールも良いですけど、寒くなってくると瓶ビールでゆっくり飲むのもまた良いですね。
まずは耳を焼いていきましょう。
焼けるのを待つ間にミミガー刺し食べていきます。
酢味噌とよく混ぜます。
さっぱりしていてめっちゃ旨いです!
コリコリ系の食感が好きなのでミミガーは大好きです。
そろそろ耳が焼けたので食べてみます。
ジューシーでトロっとしていてまた刺しとは別食感です。
根元の方が肉とかコラーゲンの層が肉厚なのでプルプルです!
もし多く仕込んだ場合はしっかりと冷ましてから、冷凍庫で保存すれば1か月くらいは美味しく食べられます。
次は鼻を焼いていきます。
少しカリッとなるくらいがおすすめの食べごろです。
あえて薄切りにした鼻も用意したので焼いてみます。
正直鼻は少しクセがあるというか、ちょっと臭み感じますね。
焼くよりも甘しょっぱく煮込んだりした方が食べやすいかもしれません。
最後は唇を食べていきます。
唇も少しカリッとなるくらいがおすすめです。
唇はトントロに近い食感でいがいと美味しいです。
【まとめ】
耳も鼻も唇もかなり安い部位なので、工夫次第でお手軽な美味しいおつまみも作れそうです。
もしこんな食べ方がおすすめだよとかあればコメントお待ちしています!
【エンディング】
はい、本日の動画は以上です。最後までご視聴ありがとうございます。
耳、鼻、唇の仕込みから焼くまでいかがだったでしょうか?
誰でも簡単に仕込めるので是非試して見てください!
自分たちは群馬県前橋市でホルモンしま田というホルモン屋をやっています。
これからもホルモンの仕込みや焼き方など詳しく動画にしていきます。
ホルモンが少しでも皆さんの身近になる様頑張っていきたいとおもいます!
群馬県は畜産が盛んな県で、前橋市は特に美味しい豚を食べられるお店が沢山あります、
是非群馬に来る機会があれば美味しいお店探してみてください。
もしこの動画が良いなと思いましたらチャンネル登録、高評価よろしくお願いします。