どうもホルモンしま田のぶっちゃーしまだです。
今回は詳しく豚のブレンズの取り出し方を解説します。
以前にブレンズについて詳しく書いているので、是非そちらも参考にして下さい。
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ブレンズとは脳味噌の事です。
ここから先はかなりグロいので苦手な方は注意してください。
ブレンズの取り出し
仕入れの業者さんにもよりますが、うちの場合はブレンズだけでの注文はできません。
(ブレンズだけで仕入れられる方はここからの作業は必要ありません)
なので豚の頭骨事仕入れることになります。
これが1頭分の頭骨です。タンなどを取る為下あごは外されています。
まずはこの頭骨を割ってブレンズを取り出します。
用意するのは
・まな板
・ハンマー
・鉈
・ハサミ
・手袋
・氷水入れたボール
もし綺麗な電動のこぎりとか用意できる方はそっちの方が早いかもしれません。
鉈でも2、3分位あれば取り出せます。
まずは頭骨を前を剥け真っすぐにまな板の上に置きます。
鉈を頭骨の真ん中に置いてハンマーで叩いていきます。
結構思いっきり叩いても平気です。
頭頂部の骨の厚さが1cm~1.5cm位あるのでそれくらいまではブレンズに届くことはありません。
自分も初めの頃は感覚わからずビビッて優しくやっていました。
こんな感じで頭頂部にヒビが入ったら鼻の方にも鉈を入れていきます。
裏側も同じように鉈を入れると、こんな感じで開けます。
開いた状態だとブレンズが髄膜に入っているので髄膜から取り出します。
ハサミを使って髄膜を切ると簡単に取り出せます。
ブレンズを傷つけないように気を付けてください。
あとは優しく包むように脳味噌もって取り出します。
かなり柔らかくて崩れやすいので注意しましょう。
こんな感じで取り出せます。ちなみにこれは小脳取り出すの失敗しました。
あとはいちど氷水で血抜きとよく冷やして〆ます。
ブレンズ下処理
30分位冷やしたら表面の筋に入った血を処理していきます。
崩れやすいので注意し、水で流しながら綺麗にしていきます。
ボイル編
ブレンズをボイルしてポン酢などで白子ポン酢風に食べる方は、血の処理が終わったら鍋でボイルします。
沸騰したお湯で10分~15分位ボイルして完成です。
あとはお好みのお皿に盛り付けてポン酢と薬味かけて完成です。
焼きカット
焼く場合は焼肉は細い網での焼き方はおすすめしません。
鉄板か串焼きで焼くことをおすすめします。
血管の処理が終わったらしっかりとキッチンペーパーなどで水けを切ります。
ブレンズを左右で半分にして、半分にしたブレンズを横から包丁を入れて薄く開きます。
カットが終わったら串を刺していきます。複数の串で支えるように刺さないとダレてしまうので注意しましょう。
まとめ
普段中々使う機会少ない部位ですが、使わないからこそまだまだ色々な使い道があると思います。
もし機会があれば皆さんも是非試して見てください。